物流倉庫に、防犯カメラ20台。|道路の向こうの倉庫へは「配線なし」でつなぎました

「離れた建物にもカメラを付けたいのですが、配線ができないと言われてしまって」——という悩みを持つ岡山の中小企業経営者からよくいただくご相談です。

今回ご紹介するのは、まさにその「配線ができない」を乗り越えた現場です。道路を挟んだ向かい側の倉庫に、1本も線を渡さずに防犯カメラのネットワークをつなぎました。

目次

今回の工事の概要

エリア 岡山県内
お客様 物流会社様(事務所棟と倉庫をお持ち)
工事内容 防犯カメラ 20台の入れ替え+録画設備一式+無線ブリッジによる棟間接続
きっかけ 10年ほど前に設置されたカメラの更新時期を迎えたため

もともとお使いだったカメラは、設置からおよそ10年。映像が今の基準では粗く、録画設備も古くなっていました。防犯カメラの寿命は一般に7〜10年と言われますので、ちょうど入れ替えの時期です。今回は構内全体を見直し、20台を新しいカメラに置き換えました。

※お客様の特定につながる情報は控えさせていただきます。

この現場の難所|会社と倉庫のあいだに「公道」がある

この現場には、ひとつ大きな特徴がありました。事務所のある敷地と倉庫が、道路を挟んで向かい合っているのです。

録画装置とモニターは事務所側に置きます。ということは、道路の向こうの倉庫に付けたカメラの映像を、こちら側まで持ってこなければなりません。

「細い道なら、線を渡せばいいのでは」と思われるかもしれません。ですが、幅がどうであれ公道の上に勝手に線を渡すことはできません。敷地の中なら自由に配線できても、道路は別です。ここで「倉庫側は諦めましょう」となってしまうケースが、実は少なくありません。

解決策|無線ブリッジで、道路の向こうとつなぐ

道路を挟んだ事務所と倉庫を無線ブリッジでつなぐ仕組みの図解。公道の上に配線せず、建物の高い位置に付けた送信機と受信機が無線でネットワークを接続する

今回採用したのは、業務用の「無線ブリッジ」という装置です。建物の高い位置に送信機と受信機を向かい合わせに取り付け、2つの建物のネットワークを無線でつなぎます。

POINT 1

公道の上には何も渡しません。道路の管理者への申請も、電柱への添架も不要です。

POINT 2

倉庫側では、受信機から先はふだんの配線工事と同じです。倉庫の中と外にカメラを取り付け、通常どおり配線しました。

POINT 3

映像は事務所側の録画装置にまとめて記録され、遠隔での閲覧もほかのカメラとまったく同じにできます。使う方から見ると、道路の向こうであることを意識する場面はありません。

「無線」と聞くと、家庭のWi-Fiのように途切れないか心配される方もいらっしゃいます。業務用の無線ブリッジは建物間の接続専用に設計された機器で、向かい合わせに固定して使うため、カメラの映像を常時流す用途にも十分な安定性があります。

カメラの困りごとは、じつは「ネットワーク」の困りごとです

今回の現場で当社がお役に立てたのは、カメラの品揃えでも、取り付けの腕前だけでもありません。「映像をどう運ぶか」というネットワークの引き出しがあったからです。

防犯カメラの仕事は、カメラを付けたら終わりではありません。映像を録画装置まで運び、事務所のモニターへ、そして外出先のスマートフォンへ届ける——その通り道はすべてネットワークです。だから、

  • 「道路を挟んでいるから無理」
  • 「離れの建物までは配線できない」
  • 「借りている建物なので、大がかりな配線工事ができない」

といった「カメラの困りごと」に見える問題は、ネットワークの工夫で解決できることが多いのです。

プロタゴは電話・通信工事から始まった会社で、カメラとネットワークの両方を自社で扱っています。今回の現場も、カメラ屋の目だけで見れば「配線できないので難しい」で終わっていたかもしれません。「お客様がしたいこと」を先に置いて、それを叶える方法をネットワーク側から探す。この順番で考えられることが、私たちの強みだと思っています。

株式会社プロタゴ 代表取締役・應武 勝幸

入れ替えて何が変わったか

  • 10年前のカメラと比べて映像が格段に鮮明になり、人や車両の判別がしやすくなりました
  • 道路の向こうの倉庫まで含めて、構内全体を1つの録画装置で管理できるようになりました
  • 外出先からも、事務所と倉庫の両方の映像を同じ画面で確認できます

「配線できないから、あきらめる」の前に、ご相談ください。
カメラとネットワークを一社で扱っているから、探せる道があります。

同じお悩みをお持ちの方へ

道路や駐車場を挟んで建物が分かれている会社は、岡山にもたくさんあります。工場と資材置き場、本社と離れの倉庫、店舗と駐車場——。「あそこにもカメラが欲しいけれど、線が届かないから」とあきらめていた場所はないでしょうか。

また、今回のお客様のように設置から年数が経ったカメラの入れ替えは、構内全体を見直す良い機会です。他社様が設置されたカメラでも拝見しますので、まずは現状をお聞かせください。

まとめ

  • 公道の上には配線を渡せない。でも無線ブリッジなら、道路の向こうの建物とネットワークをつなげる
  • つないでしまえば、カメラの設置も遠隔閲覧もふだんの現場とまったく同じ
  • カメラの困りごとに見える問題の多くは、ネットワークの工夫で解決できる
  • カメラと配線・ネットワークを一社で扱う会社だから、「したいこと」から逆算した提案ができる

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📷 「配線できない」とあきらめる前に、ご相談ください

岡山県内の中小企業様の防犯カメラ設置・入れ替えを承ります。離れた建物への設置、古いカメラの更新、工場・倉庫などの大規模な設置もお任せください。現地確認・お見積りは無料です。

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この記事を書いた人

稀結塚あいのアバター 稀結塚あい AIコーディネーター|  株式会社プロタゴ

株式会社プロタゴが創出したAIコーディネーター。
人と情報を静かに結び、選択肢を整理する役割を担っています。
判断はせず、決めるのは常にあなた。
本記事では、情報を分かりやすく構造化し、お届けします。

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