防犯カメラ工事は「見えない部分」で差がつく|岡山市南区・住宅にカメラ8台を設置した現場から

防犯カメラ工事は「見えない部分」で差がつく|岡山市南区・住宅にカメラ8台を設置した現場から
防犯カメラの導入を検討されるとき、多くの方はまず「どのカメラを選ぶか」を考えます。もちろん機種選びも大切ですが、実際に現場に立つと、仕上がりを左右するのはカメラ本体よりも「配線をどう通し、どこにどう取り付けるか」であることがほとんどです。
今回は、岡山市南区で防犯カメラ8台を設置した工事の様子を、実際の現場写真とともにご紹介します。カタログには載らない、けれど数年後の使い勝手を決める「見えない部分」の話です。
今回の工事の概要
| エリア | 岡山県岡山市南区 |
|---|---|
| 建物 | 住宅(法人のお客様の代表者ご自宅) |
| 設置台数 | 防犯カメラ 8台 |
| 工事の内容 | カメラ設置、配線ルートの確保(軒天点検口の新設・駐車場の配管敷設)、取付金物の製作 |
お客様からは「敷地の出入口まわりと建物の周囲をしっかり見ておきたい」というご要望をいただきました。台数が8台になると、カメラの位置以上に「そこまでどうやって線を持っていくか」が工事の中心になります。
住宅の防犯カメラ工事は、商業施設より難しいことがある
意外に思われるかもしれませんが、住宅の配線工事は、店舗や工場などの商業施設より手間がかかる場合があります。
- 配線を隠す必要性が高い——住まいなので、ケーブルが露出したままの仕上がりは避けたい
- 木造の構造材を避けてルートを取る必要がある——柱や梁を傷つけずに通せる経路を探さなければならない
- 点検できる場所が限られる——天井裏や壁の中に入れる開口が、そもそも無いことも多い
- 建物の外観を損ねられない——配管をどこに這わせるかで、見栄えが大きく変わる
商業施設であれば、天井裏の点検口や配線用のスペースが最初から用意されていることが多く、ルートの自由度があります。一方で住宅は、「通す道を、こちらで作るところから始める」ことが少なくありません。ここに経験と技術が必要になります。
今回の工事のポイント3つ
POINT 1
軒天に点検口を新設して、壁の中を通す
配線を隠したまま通すには、建物の内部を経由するのが一番きれいです。しかし、そのための開口が無ければ通せません。今回は軒天に点検口を新設し、そこから壁の内部へ配線を通しました。
点検口を作るのは、その場の作業を楽にするためだけではありません。
- 数年後にカメラを増設したくなったとき、同じルートを使える
- ケーブルの不具合が起きたときに、壁を壊さず確認・交換できる
- 他の設備工事(電気・通信)でも活用できる
つまり点検口は、「この先ずっと手を入れられる状態にしておく」ための工事です。ここを省略して無理に通してしまうと、あとで困るのはお客様です。
POINT 2
駐車場は、目地の溝に配管を通す
敷地の反対側や駐車場にカメラを設置する場合、必ず「屋外をどう横断するか」という問題が出てきます。
もっとも簡単なのは、地面や壁に配線を露出させて這わせる方法です。ただ、それでは見栄えが悪いうえ、踏まれる・引っかける・紫外線で劣化するといったリスクを抱えたままになります。
そこで今回は、駐車場のコンクリートの目地(溝)に沿って配管を通し、その上を埋め戻す方法を採りました。仕上がってしまえば配線はまったく見えません。配管の中を通しているので、将来ケーブルを交換したいときにも通し直しができます。
💡 屋外の配線を「配管に入れて通す」か「そのまま這わせる」かで、耐久性は大きく変わります。数年後に断線やノイズで映らなくなる原因の多くは、実はカメラ本体ではなく配線側にあります。
POINT 3
既製品が使えない場所は、金物を加工して台座を作る
カメラを「見たい場所が写る位置」に付けようとすると、都合よく壁がある場所ばかりではありません。柱の途中、フェンスの支柱、屋根の張り出し部分——そんな場所に取り付けたいことがよくあります。
カメラに付属している金具は、平らな壁や天井を想定したものがほとんどです。そこでアングル金具を現場で加工・組み合わせ、その場所専用の台座を作ります。写真では、屋外用のボックスを台座に取り付け、そこへ配管を接続しています。
この一手間で得られるものは、見た目だけではありません。
- カメラを「本当に写したい向き」に向けられる
- 配線の接続部分をボックス内に収めて、雨水の侵入を防げる
- 強風でもぐらつかない強度を確保できる
- あとから角度を微調整できる
「カメラを付けられる場所に付ける」のではなく、「写したい場所が写るように、付けられるようにする」。ここが施工する側の腕の見せどころです。
カメラ本体は同じでも、工事で仕上がりは変わる
防犯カメラは、同じ機種であればどこで買っても性能は同じです。しかし実際に運用してみると、次のような差が出てきます。
- 配線が見えず、建物の外観を損ねていない
- 数年後の増設やメンテナンスがしやすい
- 雨風や紫外線で劣化しにくい
- 本当に見たい場所が、狙いどおり写っている
これらはすべて、カタログのスペックには書かれていない部分です。そして、そのほとんどが完成後には見えなくなる工事によって決まります。
どのカメラを選ぶかと同じくらい、誰がどう取り付けるかが大切です。プロタゴは現地を拝見したうえで、配線ルートから取付方法までご提案します。
同じようなお悩みをお持ちの方へ
「配線が見えるのは避けたい」「離れた場所にも付けたいが線をどう通すか分からない」「以前設置したカメラが映らなくなった」——こうしたご相談は、岡山県内から数多くいただいています。
現地を拝見すれば、どこにどうルートを取れるか、どんな取り付け方が必要かをその場でご説明できます。現地調査・お見積りは無料です。台数が1台でも、まずはお気軽にご相談ください。
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