事務所に防犯カメラを付けるなら|場所・台数・費用の考え方

事務所に防犯カメラを付けるなら|場所・台数・費用の考え方
先日の「飲食店に防犯カメラを付けるなら」に続いて、今回は会社の事務所です。
事務所は、お店と違ってお客様の出入りが少ないぶん、「夜や休日の無人の時間」と「社員の方への伝え方」が大事になります。私たちが事務所を拝見しながら、どういう順番で「場所・台数・費用」を決めていくのかをご紹介します。
最初に決めるのは「何を見たいか」です
カメラの場所も台数も、「何を見たいか」が決まれば、ほとんど自動的に決まります。ここが決まらないまま「とりあえず4台」と台数から入ると、肝心の場面が映っていない、ということが起こりがちです。
事務所で「見たいもの」は、おおむね次の4つです。
- 人の出入り —— 来客、社員の出入り、時間外に誰が来たか
- 大事なものの置き場所 —— 金庫、重要な書類、パソコンやサーバー
- 無人の時間 —— 夜間・休日の侵入
- 建物の外 —— 駐車場、社用車、通用口
この中で、いちばん気になっているのはどれでしょうか。その1つが、1台目の場所です。
場所ごとの考え方
「見たいもの」が決まったら、それが見える場所を選びます。事務所でよく候補になる場所と、それぞれの考え方をまとめました。
| 場所 | 見えること・考え方 |
|---|---|
| 出入口・受付 | 誰が・いつ出入りしたかが分かります。1台目の定番です。顔が分かる高さと角度にし、外の明るさで逆光にならない向きを選びます。 |
| 金庫・書類庫 | お金や重要な書類の置き場所です。「誰が開けたか」が分かる位置に付けます。 |
| サーバー・ネットワーク機器 | 会社の情報が入った機器の前です。普段は人が来ない場所なので、時間外の出入りの記録に役立ちます。 |
| 通用口・裏口 | 社員の出入りや、夜間に狙われやすい入口です。屋外に向けて付ける場合は、夜も見やすい屋外用のカメラを選びます。 |
| 駐車場・社用車 | 当て逃げや車上荒らしへの備えです。車のナンバーまで残したいかどうかで、カメラの位置と機種が変わります。 |
| 執務室 | 付けるかどうかは、慎重に考えたい場所です(次の項目で説明します)。 |
執務室に付けるときは、目的と映す範囲を先に決めます。「社員を見張るため」と受け取られると、職場の雰囲気が悪くなりかねません。夜間の侵入や、お金・書類の管理など会社と社員を守るためという目的を決め、映すのはその範囲だけにします。トイレ・更衣室・休憩室など、プライバシーに関わる場所には付けません。
台数は「見たいものの数」で決まります
場所が決まれば、台数はその数だけです。事務所の場合、私たちは次の順番で考えることをおすすめしています。
- 1台目=出入口・受付。人の出入りを残す
- 2台目=金庫・書類庫、または通用口。大事なものの置き場所か、夜に狙われやすい入口を足す
- 3台目以降=駐車場やサーバーの前など。気になっている場所へ
カメラはLANケーブル1本でつなぐ方式なので、後から足しても同じ仕組みのまま増やせます。最初から完璧な台数を決めなくて大丈夫です。「今いちばん見たいもの」の分だけ付けて、あとは使いながら考える——これが、ムダのない増やし方です。
事務所ならではの、3つのポイント
① テナントビルの事務所は、管理会社さんとの調整から
ビルに入っている事務所では、工事の前に管理会社さんへの申請が必要なことがあります。廊下やエレベーターホールなどの共用部にカメラを向けてよいか、配線をどこに通してよいかも、ビルごとに決まりが違います。こうした調整も含めてご相談ください。
② 社内のネットワークと、どうつなぐか
カメラの映像をスマホやパソコンで見るには、社内のネットワークにつなぎます。このとき、業務用のネットワークに相乗りするか、カメラ用に分けるかで、通信の重さや安全性が変わります。プロタゴは電話やLAN配線の工事もしている会社なので、今の社内ネットワークを見たうえでつなぎ方を決めます。
③ 本社と支店・倉庫を、まとめて見る
拠点が複数ある会社では、本社のパソコンや社長のスマホから、各拠点の映像をまとめて確認できるようにすることもできます。拠点ごとに別々の仕組みにしておくより、あとで見るときの手間がずっと少なくなります。
費用は、この4つで決まります
「結局いくらかかるの?」というご質問には、こうお答えしています。防犯カメラの費用は、おもに次の4つで決まります。
① 台数
カメラ本体と取り付けの手間は、台数に比例して増えます。
② 録画のしかた
録画機(レコーダー)を置くか、何日分を残すか。残す日数が長いほど、録画機の容量が大きくなります。
③ 配線の長さと通り道
天井裏を通せるか、配管が要るか。テナントビルでは、通してよいルートが決まっていることもあります。
④ 屋外に付けるか・遠隔で見るか
駐車場や通用口など屋外に付ける場合や、スマホ・別の拠点から見る場合は、機種やネットワークの構成が変わります。
このうち①②は、お話を伺えばすぐに決まります。③④は、事務所を実際に拝見しないと正確には分かりません。だからプロタゴでは、まず無料で現地を確認してからお見積もりをお出ししています。
会社・事務所の防犯カメラについては、法人向けの窓口「防カメおかやま」でも、配置の例や頼んだあとの流れをご覧いただけます。
付ける前に、決めておきたいこと
カメラは付けて終わりではありません。使い始める前に、次のことを決めておくと安心です。
- 社員への説明 —— 何のために付けるのか(会社と社員を守るため)、どこを映すのかを先に伝えておく
- 「防犯カメラ作動中」の掲示 —— 来客へのお知らせとして
- 誰が映像を見られるか —— スマホやパソコンで見られる人を決めておく
- 何日分を残すか —— 何かあったとき、さかのぼって確認したい日数を決めておく
- ときどき、録画を確認する —— 「付いているのに録画できていなかった」を防ぐ
映像をあとで証拠として使う場面を考えると、保存の日数や見られる人の決め方も大切です。詳しくは「その録画、警察に出せますか?」でまとめています。
工事は、お仕事に合わせて
事務所の工事でいちばん気になるのは、業務への影響だと思います。多くの現場は1日で終わります。営業時間中の工事のほか、土日や時間外の工事もご相談ください。
決まっていなくて大丈夫です。無料の現地確認で、事務所に合った場所と台数、費用の目安をご案内します。
📷 会社・事務所の防犯カメラのご相談はプロタゴへ
「出入口に1台だけ」「金庫と通用口も見たい」「本社と支店をまとめて見たい」——岡山県内の会社・事務所の防犯カメラのご相談を承ります。電話やネットワークの工事も行う会社として、社内の環境に合った構成をご提案します。
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