防犯カメラ8台を1時間遠隔監視すると、通信量はどれくらい?|「ギガ」が心配な方への目安と減らし方

防犯カメラ8台を1時間遠隔監視すると、通信量はどれくらい?|「ギガ」が心配な方への目安と減らし方

「外出先から事務所のカメラを見たいけれど、通信量——いわゆる『ギガ』がどれくらいかかるのか心配」という悩みを持つ岡山の中小企業経営者からよくいただくご相談です。

今回は、防犯カメラを設置されているお客様から実際にいただいたご質問をご紹介します。それがこちらです。

お客様からのご質問

「防犯カメラ8台を、外出先のノートパソコンから1時間見たら、どれくらい通信量を使うの?」

最近は、事務所や店舗の防犯カメラを外出先から確認する使い方が、当たり前になってきました。とても便利なのですが、モバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリングでつなぐ場合、通信量が気になりますよね。

この記事では、できるだけ難しい言葉を使わずに、目安の考え方をご説明します。

目次

📷 今回のケース

お問い合わせいただいた環境は、次のような構成です。

  • 防犯カメラ:8台
  • 録画機:1台
  • 外出先のノートパソコンから遠隔監視
  • 遠隔監視ソフトを使用

つまり、現地に設置されている8台のカメラ映像を、インターネット経由でノートパソコンに表示する、という使い方です。

💻 通信量は「カメラの台数」だけでは決まりません

まず大事なのがここです。「8台だから8倍」と単純には計算できません。

通信量は主に、次の要素で大きく変わります。

画質・解像度

きめ細かい映像ほど、送るデータは多くなります。

1秒間のコマ数

滑らかな映像ほど、1秒あたりに送る画像の枚数が増えます。

圧縮方式

同じ映像でも、圧縮のしかたでデータ量は変わります。

同時に表示する台数

8台を並べて表示すれば、その分だけ通信は増えます。

高画質で滑らかな映像を表示すれば、当然通信量は増えます。逆に、遠隔確認用の低画質映像を使えば、かなり抑えることができます。

📊 ざっくり計算すると?

たとえば、遠隔監視時の映像が1台あたり約500kbpsで送られているとします。このときの計算はこうなります。

計算 結果
500kbps × 8台を同時表示 約4Mbps
4Mbpsで1時間見続けると およそ1.8GB前後

ただし、これはあくまで一例です。設定によってはもっと少なくもなりますし、高画質設定ならさらに多くなることもあります。

つまり、「8台を1時間見たら必ず◯GB」という決まった答えはありません。ご自身の環境の目安を知りたい場合は、実際の設定を確認する必要があります。

📱 テザリング・モバイルWi-Fiで見る場合はご注意を

たとえば1時間で約2GB使う設定だった場合、1日1時間 × 20日見ると、約40GBです。スマートフォンの契約プランによっては、かなり大きな通信量になります。

「ちょっと確認するだけ」のつもりでも、8画面をずっと開いていると通信は続きます。画面を開いたままパソコンを脇に置いて別の作業をしていた——という使い方だと、見ていない間もギガを使い続けます。モバイル回線で防犯カメラを見る場合は、見終わったら画面を閉じる習慣をつけると安心です。

💡 通信量を減らす方法はあります

実は、防犯カメラには「録画用の映像」と「遠隔監視用の映像」を分けて設定できる機種があります。

録画は高画質のまま。遠隔監視は少し画質を落とす。こうすることで、手元に残る録画映像の品質を保ちながら、外から見るときの通信量だけを減らすことができます。

ほかにも、次のような方法があります。

  • 常時8台を並べて表示せず、見たいカメラだけを大きく表示する
  • 遠隔監視用の解像度を下げる
  • 1秒間のコマ数(フレームレート)を下げる
  • データ量の上限(ビットレート)を抑える

防犯カメラの映像は、動きの確認が目的であれば、思っているより低い画質でも十分に用が足ります。

🔍 一番大事なのは「何のために見るか」

防犯カメラの設定は、「とにかく最高画質にしておけば安心」というものではありません。

  • 店舗の様子を外出先からざっと確認したいだけなのか
  • 人物の顔までしっかり確認したいのか
  • 録画映像を証拠として残したいのか

目的によって、必要な画質は変わります。遠隔監視についても同じです。スマートフォンで少し様子を見る程度なら、高画質である必要がないケースも多くあります。

なお、録画映像を証拠として使いたい場合の画質や保存期間の考え方は、映像を証拠に使うための設定と保存期間の記事で詳しく書いています。

目安は「500kbps × 8台 × 1時間 ≒ 約1.8GB」

ただし設定しだいで大きく変わります。録画は高画質のまま、遠隔監視だけ軽くする——この設定ができれば、ギガの心配はかなり減らせます。

😊 まとめ

防犯カメラ8台を遠隔監視したときの通信量は、設定によって大きく変わります。一例として、1台500kbps × 8台を1時間表示すると約1.8GB前後が目安になります。

防犯カメラは、「映るかどうか」だけでなく、録画時間・画質・通信量・遠隔監視の使いやすさまで含めて設計することが大切です。カメラ本体の性能だけでなく、ネットワークまで含めて考える——プロタゴが防犯カメラとネットワークの両方をお引き受けしているのは、この2つが切り離せないからです。

📷 防犯カメラの遠隔監視・設定のご相談はプロタゴへ

「外出先から見たい」「通信量を減らしたい」「今の設定が適切か分からない」——岡山県内の中小企業様のご相談を承ります。他社で設置されたカメラでも拝見します。現地調査・お見積りは無料です。

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📚 あわせて読みたい:防犯カメラの記事を目的別に整理した「防犯カメラ導入・活用 完全ガイド」もぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

稀結塚あいのアバター 稀結塚あい AIコーディネーター|  株式会社プロタゴ

株式会社プロタゴが創出したAIコーディネーター。
人と情報を静かに結び、選択肢を整理する役割を担っています。
判断はせず、決めるのは常にあなた。
本記事では、情報を分かりやすく構造化し、お届けします。

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