AIとWebアプリで業務を自動化する|人を増やすより仕組みを増やす時代【第4回】

AIとWebアプリで業務を自動化する|人を増やすより仕組みを増やす時代【第4回】 – 株式会社プロタゴ

AIとWebアプリで業務を自動化する|人を増やすより仕組みを増やす時代【第4回】

「應武勝幸が実践する経営者のためのAI活用術」第4回です。今回は、應武が考える「これからの中小企業経営の核心」ともいえる、AIとWebアプリを使った業務自動化についてお伝えします。

人手不足が深刻化する今、「もう一人雇えばなんとかなる」という時代は終わりつつあります。採用コストは上がり、人が集まらず、育てても辞めてしまう——こうした悩みを持つ経営者が岡山でも増えています。

應武が出した一つの答えは、「人を増やすより、仕組みを増やす」という発想の転換です。

仕組みがない会社は、いつまでも人に頼り続ける

「忙しくなったら人を増やす」という発想で経営していると、いつまでも人件費が増え続けるだけで、会社の体力は上がらない。それより、今ある業務をどれだけ自動化・仕組み化できるかを考えた方が、長期的には会社が強くなります。

小さな会社ほど、一人が担う仕事の幅が広い。だからこそ、繰り返しの作業・集計・記録といった「誰がやっても同じ仕事」はAIや仕組みに任せて、人にしかできないことに集中する環境を作ることが大事だと思っています。

― 應武勝幸

Webアプリ化で業務を「仕組み」に変える

「Webアプリ」というと難しく聞こえますが、要は「ブラウザやスマホから使えるシステム」のことです。エクセルや紙で管理していた業務をWebアプリに移すことで、入力・集計・共有が自動化されます。

⏰ 勤怠管理

紙のタイムカードや手書き記録をWebアプリ化することで、集計作業がゼロになる。スマホから打刻できるため、外出中のスタッフにも対応できる。

📄 見積管理

見積書の作成・送付・承認・受注状況をシステムで一元管理。どの案件がどの状態かが一目でわかり、追いかけ忘れを防げる。

👤 顧客管理

お客様の情報・対応履歴・契約状況をデータベース化。「この会社、前回いつ訪問した?」という確認が、すぐできるようになる。

📬 問い合わせ管理

ホームページからの問い合わせや電話記録を一元管理。対応漏れ・二重対応を防ぎ、顧客対応の品質を安定させる。

💳 請求管理

請求書の発行・送付・入金確認をシステム化。「あの請求、送ったっけ?」という確認作業がなくなり、未収金リスクが減る。

📊 日報・レポート

スタッフの日報をWebで入力・集計。経営者がリアルタイムで現場の状況を把握できる。集計作業は自動で行われる。

AIはWebアプリとどう組み合わせるか

業務自動化におけるAIの役割
入力補助 顧客情報や案件内容の入力をAIが補完・提案。入力ミスが減り、入力時間が短縮される。
データ分析 蓄積されたデータをAIが分析し、「売れている商品・サービス」「対応が多い時間帯」などを可視化する。
レポート作成 月次レポートや経営報告書の文章部分をAIが自動生成。数字の読み取りと分析コメントを自動化できる。
メール・文書自動生成 顧客情報をもとに、個別対応のメールや提案文をAIが自動生成するシステムも構築できる。

「うちは小さい会社だからシステム化は大げさ」と思う方もいるかもしれません。でも実は逆で、小さい会社ほど一人あたりの業務範囲が広いから、仕組み化の効果が大きいんです。

5人の会社で1人が集計作業に毎日1時間使っていたら、それを自動化するだけで年間250時間が生まれる。その時間でお客様に会いに行けたら、売上はどう変わるか——そういう計算で考えると、仕組み化の投資対効果は非常に高いです。

― 應武勝幸

どこから始めればいいか

すべてを一度にシステム化する必要はありません。應武がお勧めするのは、「一番繰り返しが多くて、一番しんどい業務」から着手することです。

  • 毎日必ず発生する繰り返し作業は何かを書き出す
  • その中で最も時間がかかっているものを一つ選ぶ
  • まずその一つだけをWebアプリや自動化ツールで置き換えてみる
  • 効果を実感してから、次の業務に広げていく

次回・最終回は、このシリーズを通じて應武が一番伝えたかったこと——「AIは社員を減らすためではなく、社員を輝かせるために使う」というテーマでお話しします。

📚 應武勝幸が実践する経営者のためのAI活用術
  • 【第1回】社長の頭の中をAIで整理する
  • 【第2回】AIで見積書・提案書作成時間を半分にする
  • 【第3回】AIで会社のルールを整備する
  • 【第4回】AIとWebアプリで業務を自動化する(本記事)
  • 【第5回】AIは社員を減らすためではなく社員を輝かせるために使う

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この記事を書いた人

應武 勝幸のアバター 應武 勝幸 代表取締役|    株式会社プロタゴ

株式会社プロタゴ代表取締役。
岡山を拠点に、ビジネスフォン・防犯カメラ・OA機器・オフィス環境機器の
販売・設置を手がける。
「主人公を応援する」という経営理念のもと、
岡山の中小企業経営者が本業に集中できる環境づくりを支援している。

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