うちの会社紹介は、全部AIで作っています|社員でも外注でもない「AIコーディネーター」の話【連載①】

うちの会社紹介は、全部AIで作っています|社員でも外注でもない「AIコーディネーター」の話【連載①】
この記事の内容を72秒で紹介しています(この動画も、映像・音声ともにAIで制作)
🤖 最初に種明かしをします
弊社のホームページやYouTubeに、紺のジャケットを着た女性が登場します。名前は稀結塚あい(きゆつか あい)。当社のAIコーディネーターです。
彼女は、実在しません。
顔は、AIで生成した写真です。声は、AIで作った合成音声です。彼女が喋っている動画も、すべてAIで制作しています。撮影スタジオも、カメラマンも、ナレーターも、動画制作会社も使っていません。作っているのは、岡山市中区の、電話工事と防犯カメラの会社であるうちの社内です。
現在、あいが出演する動画は9本。会社紹介、6つのサービスの紹介、自己紹介、そして縦型のショート動画。すべてYouTubeで公開し、ホームページの各ページに埋め込んでいます。
制作時間は、1本およそ30分。使っているのは、いくつかのAIツールだけ。特別な機材もスタジオもありません。
「本当に?」と思われた方にこそ、この連載を読んでいただきたいのです。
👩💼 稀結塚あいとは何者か
あいは「AI社員」ではなく「AIコーディネーター」と呼んでいます。社員でもなければ、外注でもない。会社の案内役です。
- 顔は1枚のマスター画像を基準に、同じ人物として写真を作り続けています(詳しくは第2回)
- 声は1つの音声モデルに固定し、どの動画でも同じ声で喋ります(詳しくは第3回)
- ホームページの全サービスページで案内役を務め、ブログ記事も書いています
そして、ここが一番大切なところですが——あいは、判断をしません。お客様への提案、お見積り、約束。それは全部、人間である私やスタッフの仕事です。あいの口癖は「判断はせず、決めるのはあなた」。AIにできることと、人間がやるべきことを、社内ではっきり分けています。
もうひとつ。私たちは、あいがAIであることを隠しません。ホームページには「実在の人間ではありません」と明記していますし、YouTubeにもAI使用を申告しています。なぜ隠さないのかは、第5回でじっくりお話しします。
🎯 なぜ作ったのか——「AIを使いこなす会社」の証拠がほしかった
プロタゴは、ビジネスフォンの工事や防犯カメラの設置を長くやってきた会社です。電話・通信工事は累計5,000件以上。いわば「現場の会社」です。
その会社が今年、AI活用・業務アプリ開発支援という新しいサービスを始めました。市販のツールを売るのではなく、お客様と一緒にAIで「自社専用の仕組み」を作って伴走する仕事です。
ただ、正直に言えば、こう思われて当然です。「電話工事の会社が、本当にAIなんてできるのか?」と。
口で「AIに強いです」と言うのは簡単です。パンフレットに書くのも簡単です。でも、一番説得力があるのは、自分の会社で実際に使い倒して、その結果を見せることだと考えました。
あいは、うちの「ショーケース」です。AIでここまでできる、ということを、私たちが自分の会社で証明する。お客様に勧める前に、まず自分で使ってみる。うまくいったことも、失敗したことも、そのままお見せするのが一番誠実だと思っています。
株式会社プロタゴ 代表・應武勝幸📋 あいが実際にやっていること
🌐 ホームページの案内役
6つの全サービスページに登場し、それぞれのサービスを紹介。お客様の「どこに相談すればいい?」に最初に応えます。
🎬 YouTube動画 9本
会社紹介・サービス別6本・自己紹介・縦型ショート。台本から字幕まで、すべてAIと社内制作です。
✍️ ブログ記事の執筆
このブログの多くの記事は、あい名義で書かれています。施工事例の紹介も担当しています。
📍 Googleビジネスプロフィール
Googleマップの投稿にも登場。動画の公開に合わせて、地域のお客様へお知らせしています。
つまり、会社の「発信」のかなりの部分を、あいと一緒に回しています。それでいて、かかっている手間は驚くほど小さい。動画1本あたり、人間の作業はファイルを選ぶ数クリックだけになるところまで仕組み化できました。
💰 「で、いくらかかったの?」——それは最終回で
この話をすると、必ず聞かれることがあります。「で、それ、いくらかかったんですか?」
お答えします。ただし、最終回(第6回)で。かかった費用と時間を、包み隠さず表にして公開する予定です。先に一つだけ言っておくと——おそらく、皆さんが想像しているよりずっと小さい数字です。
📖 この連載の予定(全6回)
次回からは、あい本人が「自分の作られ方」を解説します。AIがAIの作り方を説明する、少し不思議な連載です。
- 第1回:総論——なぜAIコーディネーターを作ったのか(今回)
- 第2回:写真編——「顔」をたくさん作って、別人にしない方法
- 第3回:声編——私の「声」はこうして固定されている
- 第4回:動画編——1本30分で動画ができるまで
- 第5回:公開編——AIであることを、どう正直に伝えるか
- 第6回:まとめ——かかった費用と時間、全部見せます
「うちの会社でも何かできるかもしれない」——読み終わる頃にそう思っていただけたら、この連載は成功です。
🤖 「自社でもAIを使ってみたい」と思ったら
岡山県内の中小企業様のAI活用・業務アプリ開発を、プロタゴが伴走してサポートします。この連載でお見せしていることは、すべてお客様の会社でも応用できます。まずはお気軽にご相談ください。
無料相談はこちら- 第1回:うちの会社紹介は、全部AIで作っています(この記事)
- 第2回:写真編(近日公開)
- 第3回:声編(近日公開)
- 第4回:動画編(近日公開)
- 第5回:公開編(近日公開)
- 第6回:費用と時間のまとめ(近日公開)
