社長の頭の中をAIで整理する|應武勝幸が実践する経営者のためのAI活用術【第1回】

社長の頭の中をAIで整理する|應武勝幸が実践する経営者のためのAI活用術【第1回】 – 株式会社プロタゴ

社長の頭の中をAIで整理する|應武勝幸が実践する経営者のためのAI活用術【第1回】

「考えることはたくさんある。でも整理する時間がない」——これは岡山の中小企業経営者の方からよくいただく言葉です。プロタゴ代表の應武も、かつて同じ状態でした。

今回から、新シリーズ「應武勝幸が実践する経営者のためのAI活用術」をお届けします。難しいツールの話ではなく、経営者が日々の仕事でAIをどう使うかという実践的な話を、應武自身の言葉でお伝えしていきます。

経営者の頭の中は、いつもカオスだ

正直に言うと、社長の頭の中って常にごちゃごちゃしているんですよね。新しいサービスのアイデアが浮かぶ。同時に社員の教育をどうするか気になる。営業の数字も追わないといけない。新規事業の構想も頭にある。でもそれを整理する時間がなかなか取れない。

会議でも、誰かと話す時間でも、「なんとなく頭の中にあること」を全部出し切れないまま終わることが多くて。もやもやしたまま次の仕事に移る、という繰り返しでした。

― 應武勝幸

中小企業の経営者は、毎日膨大な判断と思考を同時に抱えています。

▼ 経営者の頭の中にあるもの(いつも同時進行)
💡 新しいアイデア 📊 経営課題 🚀 新規事業の構想 👥 社員教育 📈 営業戦略 🤝 お客様への提案 💰 資金計画 🔧 業務改善

これを一人で抱えながら、毎日会社を動かしている。それが中小企業の経営者の現実です。

AIを「整理する相手」として使い始めた

AIを使い始めた最初のきっかけは、情報収集とかアイデア出しではなくて、「頭の中にあることを全部吐き出す相手」として使ったことでした。

夜、ふと「こんなサービスができないかな」と思ったとき、それをそのままAIに話しかけてみたんです。「こういうことを考えているんだけど、どう思う?」って。そうしたら、自分が言語化できていなかった部分を整理して返してくれて。「あ、これはこういうことが言いたかったのか」と気づく感覚がありました。それから使い方が変わりました。

― 應武勝幸

應武が実際にAIと「壁打ち」している場面

  • 🚀
    新事業・新サービスの構想を整理するとき 「こういうサービスを考えているんだけど、ターゲットは誰になると思う?課題はどこにありそう?」と投げかけると、論点を整理して返してくれる。頭の中のぼんやりしたアイデアが、話しながら輪郭を持ち始める感覚。
  • 📋
    経営計画・年間方針を考えるとき 「来期に力を入れたいことが3つあって……」と状況を伝えると、優先順位の考え方や、見落としている視点を出してくれる。一人で考えているより圧倒的に深くなる。
  • 🤔
    判断に迷ったとき・決断の前に 「こういう状況で、AかBかで迷っている。それぞれのメリット・デメリットを整理してほしい」と頼むと、自分が見えていなかった観点を出してくれることがある。最終的な判断は自分でするが、判断材料が増える。
  • 👥
    社員教育・組織づくりを考えるとき 「うちの会社に足りていないものは何か」「どうすれば社員が自分で考えて動けるようになるか」という抽象的な問いも、AIは真剣に付き合ってくれる。ひとりで悶々と考えるより、格段に考えが進む。

実際に使っているプロンプト(話しかけ方)の例

新事業の壁打ちをしたいとき

應武が実際に使っているプロンプト例

「私は岡山で中小企業向けのITとオフィス機器の会社を経営しています。今、〇〇というサービスを新しく始めようと考えています。このアイデアの強みと弱み、想定される課題、ターゲット顧客について、率直な意見を聞かせてください。」

経営の方向性を整理したいとき

應武が実際に使っているプロンプト例

「来期の経営方針を考えています。現状として〇〇という課題があり、〇〇を強化したいと思っています。この方向性に抜け漏れや矛盾はないか、また見落としている視点があれば指摘してください。」

大事なのは、AIに「正解を出してもらおう」とするのではなくて、「自分の考えを整理する相手」として使うことです。AIの答えが全部正しいわけではないし、経営の判断は最終的に自分がするもの。でも、一人で考えているときよりずっと深く・広く考えられるようになるのは間違いないです。

経営者にとって「誰かに相談できる」という環境は、思っている以上に大事です。顧問や幹部に相談できないことでも、AIにはとりあえず全部吐き出せる。そこが一番の価値だと感じています。

― 應武勝幸

まず「5分だけ」試してみてください

難しく考える必要はありません。今日、頭の中でもやもやしていることを、そのままAIに話しかけてみてください。

「最近こういうことが気になっていて……」「こういうアイデアがあるんだけど……」——それだけで構いません。整理されて返ってきたとき、「あ、これが言いたかったことだ」という感覚を、きっと経営者の方なら共感していただけると思います。

次回は、應武がAIを使って見積書・提案書の作成時間を半分にしている方法をお伝えします。

📚 應武勝幸が実践する経営者のためのAI活用術
  • 【第1回】社長の頭の中をAIで整理する(本記事)
  • 【第2回】AIで見積書・提案書作成時間を半分にする
  • 【第3回】AIで会社のルールを整備する
  • 【第4回】AIとWebアプリで業務を自動化する
  • 【第5回】AIは社員を減らすためではなく社員を輝かせるために使う

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この記事を書いた人

應武 勝幸のアバター 應武 勝幸 代表取締役|    株式会社プロタゴ

株式会社プロタゴ代表取締役。
岡山を拠点に、ビジネスフォン・防犯カメラ・OA機器・オフィス環境機器の
販売・設置を手がける。
「主人公を応援する」という経営理念のもと、
岡山の中小企業経営者が本業に集中できる環境づくりを支援している。

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