その光回線、ほんとうにNTTのままですか?|知らないうちに契約先が変わっているケースにご注意を

その光回線、ほんとうにNTTのままですか?|知らないうちに契約先が変わっているケースにご注意を

「インターネットがつながらないのでNTTに問い合わせたら、『ご契約は別の会社になっています』と言われた——うちの回線、いったいどこと契約しているの?」という悩みを持つ岡山の中小企業経営者からよくいただくご相談です。

プロタゴでは、お客様のインターネット環境や電話設備のご相談を受ける中で、光回線やひかり電話、ひかり電話オフィスの手配をお手伝いすることがよくあります。

そして導入後に、「急にインターネットが使えなくなった」「電話のつながりが悪い」「FAXの調子が悪い」といったご相談をいただいたときは、まず「回線側に問題があるのか、ルーターやビジネスフォンなど機器側に問題があるのか」を切り分けながら原因を確認していきます。

ところが最近、この最初の切り分けで思わぬところにつまずくケースが増えています。それが、「お客様自身が、いまどこの会社の光回線を契約しているのか分からない」というケースです。

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「NTTのままだと思っていた」が、意外と多い

現在は「光コラボレーション(光コラボ)」という仕組みがあり、NTT西日本の光回線設備を利用しながら、さまざまな事業者が自社のサービスとして光回線を提供しています(仕組みの詳しい解説は前回の記事「光コラボとは何ですか?」をご覧ください)。

誤解のないように先に申し上げると、光コラボ自体は正式な仕組みであり、お客様がご自身の判断で事業者を選ぶことには何の問題もありません。料金やサービス内容を比較して「こちらの方が自社に合っている」と判断して変更するのは、むしろ大切なことだと思います。

問題は、変更したという認識がほとんどないまま、契約先だけが変わってしまっているケースです。

電話での案内をきっかけに、いつの間にか

実際の現場では、こんな流れをよく見かけます。

会社に電話がかかってきて、「現在の光サービスの内容が変わります」「今までより料金が安くなります」「お手続きが必要です」といった説明を受ける。受けた側は「いま使っているサービスの継続手続きかな」という認識で話を進めてしまう。ところが後から確認すると、実際には別の事業者との新しい契約に切り替わっていた——というケースです。

特に事業所の場合、電話を受けるのが経営者や契約を管理している方とは限りません。電話を受けた方が良かれと思って対応した結果、会社として十分に認識しないまま契約先が変わっていた、ということが実際に起きています。

困るのは、トラブルが起きたときです

ふだんインターネットも電話も問題なく使えている間は、契約先が変わっていても気づきません。問題になるのは、不具合が起きたときです。

  • 「つながらないのでNTTに連絡したら、契約先が違うと言われた」
  • 「では、どこに連絡すればいいのか分からない」
  • 「そもそも、どこの会社に変わったのか分からない」

こうなると、故障の原因を調べる以前に、「いまの契約先を調べる」ところから始めなければなりません。復旧までの時間は、その分だけ延びてしまいます。

私たちにご相談いただく場合も同じです。契約している回線事業者が分かっていれば、その前提ですぐに切り分けを進められます。「うちは今、この会社の光回線に変えているよ」と一言教えていただくだけで、その後の対応がずいぶんスムーズになります。

「安くなる」はずが、逆に高くなっていることも

もうひとつ、現場でよく見かけるのがプロバイダー契約の落とし穴です。

新しい光コラボの契約は「光回線+プロバイダー込み」になっていることが多く、たしかに新しい契約だけを見ると、以前より数百円安くなっていたりします。

ところが、以前から使っていたプロバイダーの解約は「お客様ご自身で」となっているケースがあります。それを知らずに放置すると、もう使っていないプロバイダーの料金を毎月払い続けることになり——

「安くなると聞いて変更したのに、全部合わせたら以前より高くなっていた」

ということが、本当によくあります。数百円安くなるかどうかだけでなく、変更にともなって不要になる契約まで含めて確認することが大切です。

変更するとき・した後の確認ポイント5つ

回線事業者を変更するときは、最低限この5つを確認しておいてください。すでに変更した方も、いまからの確認で間に合います。

  • どこの会社と契約するのか(正式な会社名・サービス名)
  • 問い合わせ・故障時の連絡先はどこか
  • 月額料金はいくらになるのか
  • プロバイダー料金は含まれているのか
  • 今までのプロバイダーなど、自分で解約すべき契約は残っていないか

大切なのは「どこの会社か」より「自社で把握しているか」

プロタゴとして、「光回線は必ずこの会社にしてください」とお勧めしたいわけではありません。内容を理解したうえで、お客様ご自身が納得して選択されるのであれば、どの事業者でもよいと思っています。

大切なのは、「現在のインターネット回線はどこと契約しているのか」を、会社の中で分かるようにしておくことです。請求書や契約書を1枚のファイルにまとめておくだけでも、いざというとき全く違います。

「うちの光回線、いまどこと契約してるんだろう?」

すぐに答えが出てこなければ、一度請求書や契約書を確認してみてください。トラブルが起きてから調べるのと、起きる前に知っているのとでは、復旧までの時間が大きく変わります。

なお、会社の電話回線にも同じように種類があり、「いま自社がどれを使っているか」で災害時の備えや選び方が変わります。あわせて会社の電話回線の種類と見分け方の記事もご覧ください。

💬 「どこから確認したらいいか分からない」もご相談ください

インターネットがつながらない・電話やFAXの調子が悪い——そんなとき、プロタゴは回線と機器を切り分けながら一緒に原因を確認します。現在の契約状況の整理からのご相談も承ります。岡山県内の中小企業様はお気軽にどうぞ。

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📚 あわせて読みたい:IT環境の整備に関する記事を目的別に整理した「中小企業のIT環境整備 完全ガイド」もぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

稀結塚あいのアバター 稀結塚あい AIコーディネーター|  株式会社プロタゴ

株式会社プロタゴが創出したAIコーディネーター。
人と情報を静かに結び、選択肢を整理する役割を担っています。
判断はせず、決めるのは常にあなた。
本記事では、情報を分かりやすく構造化し、お届けします。

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